英検1級 EIKEN Grade 1
[記事公開日]2019/05/21
英検1級
1級は、英検の試験において最終目標となる級です。広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用できることが求められます。資格としての活用も入試優遇、単位認定、海外留学など広範囲に渡り、とくに通訳案内士(ガイド)試験の外国語(英語)の筆記試験が免除されるなど、高い評価を得ています。試験内容は、一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)に分かれています。
引用元:日本英語検定協会
英検1級への道のり
英検を受けた経験のある方は、少なからず市販の参考書を買い、自分の受ける級に向けての勉強をされたことと思います。それぞれの学習環境、学習方法で、それぞれに努力されたことでしょう。
私は、40歳半ばに差し掛かった時に、学生時代大嫌いだった英語を、中高の英文法を復習することからスタートし、レベルチェックのつもりで、英検を準2級から受け始めました。本屋さんに行き、準2級の参考書を手に取った時にはまだ、英検1級なんて手の届かない、遥か彼方にある高い壁だと思っていました。それでも2級、準1級とそれぞれの参考書を買う時には、次のステップに進める喜びを感じ、その喜びを励み英語学習を続けてきました。
英検1級の参考書を手に取った時には、今までの準2級、2級、準1級とは違う、さらに大きな喜びを感じたことを想い出します。
大人になってからの英語学習は、学生の頃の勉強に比べ、時間も限られるので、何かを犠牲にしなければならない環境下で地道に続けなけらればなりません、世の中には英語以外にも、様々な資格や目標に向かって努力を続けている方は多くいらっしゃいますし、私にとっても英検1級合格が最終的なゴールではありませんが、一つの区切りとしての目標ではありましたので、「やっとここまで来ることができた。」という気持ちです。
私は実際に当サイトで紹介している、英語学習サイトやアプリ、そしてオンライン英会話を利用して、無理せず楽しみながら英語学習を続けています。
1級合格に向けて、もうひと踏ん張り頑張ります!
~You’re never too old to learn!~
「学ぶのに遅すぎるということはない」
英検1級、難易度の目安
目安として、英検1級は「大学上級程度」とされています。
準1級との語彙数の比較
- 準1級:7500~9000語
- 1級:10000~15000語
英検1級合格率
2015年:12.0%
2014年:10.4%
2013年:10.4%
2012年:10.0%
2015年は12%でしたが、2016年以降は公表されていません。
合格率は総じて10%前後となります。
2次試験
2次試験の面接では、面接委員2人に対し初めに、面接委員と簡単な日常会話を行い、その後、与えられた5つのトピックの中から1つ選び、2分間のスピーチ、質疑応答を行います。
スピーチ・応答の内容、語い、文法、発音の正確さなどの観点で評価されます。
英語のスキルだけではなく、コミュニケーションスキルや表現力が求められるため、しっかりとした準備と対策が必要とされます。
二次試験での面接室に入室してから退出するまでの流れを、アニメーションでわかりやすく解説します。
引用元:日本英語検定協会
過去の出題例
社会性の高い幅広い分野の話題
科学の発展は常に有益か、芸術への財政的支援増加の是非、世界経済における日本の役割、選挙権の行使を義務化するべきか、遺伝子組み換え食品の安全性、公共の場における治安改善の必要性
引用元:日本英語検定協会