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ポケベル(ポケットベル)は英語でなんていう?

「ポケベル(ポケットベル)」は英語でPager(ページャー)といいます。

携帯電話がなかった時代は、外出先での連絡方法はこの「ポケベル」が大活躍!

「ポケベルが鳴らなくて」という歌が流行るほど、ポケベルも多くの人に使われていました。
「約束をしない あなたのずるさが 今日の一日を 独り占めしている」何とも切ない歌詞です…。

 

ポケベルに送信者からの電話番号が通知されると、近くの電話ボックスに走り込み、そこから電話を掛けるのが当たり前だったのです。
初期の頃は、言葉でのメッセージが送れなかったので、数字の組み合わせで語呂合わせの文字を作り送り合ってました。

ちなみに「あいしてる⇒114106」「ご苦労さん⇒5963」「ヨロシク⇒4649」などです。

そこからの進化形で、2ケタの数字で一文字を表す方法が使われ始めました。
一桁目の数字が「あかさたなはまやらわ」を示し、2桁目の数字で母音「あいうえお」を表します。
例えば、「11=あ」「12=い」「32=し」「44=て」「93=る」です。
ポケベルには「1112324493」←このような味気ない数字の羅列が送られてくるわけなのですが、「あいしてる」を意味してます。

その後、日本語でメッセージが送れるようになり、PHS⇒携帯電話と通信手段が進化しました。
ポケベルが多く使われだしたのが1993年辺りで1996年にはPHS・携帯電話が主流になるのです、今考えると時代の流れの速さを感じます。

かと言って、ポケベルが完全に廃れてしまったかと言うとそうではありません!
現在でも、周波数の特性を活かし災害用の連絡手段として使われています。

●東京テレメッセージ株式会社
http://www.teleme.co.jp/

The Japan Timesで紹介されているポケベルに関しての記事(英文)▽
Pagers may make a comeback in Japan as emergency lifelines during disasters

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