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英語で【罪を憎んで人を憎まず】⇒【煙を憎んで喫煙者を憎まず】

罪を憎んで人を憎まず」ということわざがあります。
犯してしまった罪は憎むべきものだが、犯してしまった人には何かしらの事情があり犯してしまったであろうから人まで憎むことはない。
という意味で知られていますが、
英語での表現はいろいろあります。

Hate the sin, love the sinner.
この言葉はインドの非暴力運動の指導者でもあり独立の父とも言われる政治家、マハトマ・ガンジー(1869年‐1948年)の言葉です。

Mahatma Gandhi・マハトマ・ガンジー(1869年‐1948年)

Hate not the person but the vice.
こちらは『孔叢子』刑論にある孔子の言葉です。
「vice」は邪悪、悪行、等の意味があります。

Condemn the offense, but pity the offender.
「pity」は哀れみ、同情、気の毒に思う、等の意味があります。

Condemn the crime rather than the criminal.
「criminal」には犯罪の、犯罪的な、等の形容詞としての意味もありますが、
犯罪者や犯人、等の名詞の意味もあります。

There’s no doubt that he committed the crime,
but let us condemn the crime rather than the criminal.

こちらは他に比べると少々回りくどい感じで長い文になりますが、内容は同じです。
「彼が罪を犯したことに疑いはないが、しかし、その罪人よりも罪を強く非難しよう」

これは近頃、街を歩いていて思った事なのですが、
路上や公園など多くの公共の場所では、決められたところ以外での喫煙が禁止になってます。
どれだけ守っている人がいるかわかりませんが…
ますます肩身が狭くなってしまう喫煙者の方が哀れ「pity」に思えます。

そして「歩きたばこ禁止!」や「ポイ捨て禁止!」の注意書きは至る所に見られるようになりました。
そんな注意書きが見えていないのか?
それとも見えていても知らんぷりしているのか?
真相はわかりませんが、
平気な顔をしてプカプカとたばこを吸っている人を見かけます。

そんな光景を見て、
ことわざを作ってみました!

Condemn the smoking, rather than the smoker.
煙を憎んで喫煙者を憎まず。

イライラせずになるべくこのように思うようにしています!

私にもたばこを吸う親族や友人がいますので、その人達まで憎むことは出来ません、
たばこを吸うのは自由ですが、吸った煙と副流煙もすべて吸い込んで一生吐き出さないでくれると
非喫煙者としては何も文句を言うことはないのですけどね~。

勿論ポイ捨てはダメです!
地球はゴミ捨て場ではないのですから!

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